体臭をいい臭いにするには?体臭をいい臭いに変えることはできる?
誰かと会う時や外に出かける時は、髪型や服など自分の身だしなみを気にしますよね。もちろん人の見た目というのは、その人の印象を決める上でとても大切ですが、他にも重要なポイントがあります。
それはニオイ、つまり体臭です。どんなに見た目をバッチリ決めていても、体臭が強いと印象はガラッと変わってしまいます。また、自分の体臭が強いと感じてしまうと、自信をもって人と接することも難しくなりますよね。
対人関係を円滑に進めるためにも、体臭のケア、改善はとても大切なのです。では、体臭をいい臭いにするにはどのようにしたら良いのでしょうか。
体臭をいい臭いにするには?
体臭をいい臭いにするには、まずは出来る限り体臭を消すことが大切です。体臭が発生する原因は様々ですが、原因の1つには汗腺の機能低下が挙げられます。
汗腺機能がしっかり働いていると、汗の成分はほぼ水分となりますので、強い臭いが発生することはまずありません。ただ、逆に汗腺機能が低下していると、雑菌が繁殖して汗の臭いがきつくなってしまうのです。
汗腺機能を向上させるためには、積極的に汗をかくことが一番です。よく汗をかくようにすると、制汗機能が鍛えられて汗の臭いもほとんど無臭になります。汗をかくには運動が健康的ですが、毎日となるとなかなか難しい場合も多いですよね。
そんな時はお風呂で汗をかくことをおすすめします。時間がなくてシャワーですませる方も多いと思いますが、しっかりと汗をかくためにはやはりお湯につかる方が良いですね。
ただ、汗をかいた後にそのまま放置しておくと、雑菌が繁殖して臭いの元となってしまいますので、その後のケアも大切です。お風呂で汗をかいた場合は、きちんと体を洗い流しましょう。また、運動した後すぐにシャワーやお風呂に入ることが難しい場合は、ボディーシートやウェットティッシュで汗を拭くようにしましょう。
体臭をいい臭いに変えることはできる?
体臭をいい臭いに変えることはできます。ただ、強い体臭がある場合はまずは体臭の原因を突き止めて改善する必要があります。体臭を気にする方は、香水などを使用する場合も多いですが、強い体臭があると逆効果になることもありますので注意が必要です。
それでは、体臭をいい臭いに変える方法について下記にいくつか記載します。
アロマオイル(オーガニック)
アロマオイルは焚いて香りを楽しむだけではなく、様々な使い道があります。特におすすめなのは、保湿ケアとして使用することです。アロマオイルには保湿効果がありますので、お肌にぬると肌の乾燥を防ぐことが出来ます。
お肌が乾燥していると、皮脂の分泌が活発になり体臭が発生しやすくなります。アロマオイルを使用すると、お肌の乾燥を防ぎながらいい匂いをまとうことも出来ますので、一石二鳥なのです。
ただ、アロマオイルを使用する際には、100%オーガニックのものを使用しましょう。化学成分などが入っていると、肌に合わずに逆に体臭を強めてしまう場合もありますので、注意が必要です。
部屋の臭いを変える
部屋の臭いを変えても根本的な体臭が変化するということはありませんが、部屋の臭いなどのいわゆる生活臭は体に染み込むものなのです。そのため、部屋でお香やアロマオイルを焚いていい臭いに保っておくことで、自分自身も良い臭いをまとうことが出来ます。
また、部屋の臭いは自分の体だけではなく、部屋にある洋服や持ち物にも香りが移りますので、部屋をいい臭いにしておくことは大切ですね。
ただ、いい臭いの定義は人それぞれ好みが異なりますので、あまり臭いのきついものは避けた方が良いでしょう。また、臭いを移そうとスプレーや香水などを過剰に使用するのも厳禁です。強すぎる香りは逆に嫌われる場合も多くなりますので、あくまでもほのかに香る程度に止めておきましょう。
柑橘系の果物を食べる
レモンやグレープフルーツなどに含まれるクエン酸は、体臭の改善に効果的です。クエン酸は体臭の元となる乳酸の発生を抑制してくれます。また、クエン酸には腸内環境を整える働きもありますので、体臭対策にはもってこいなのです。
また、科学的な根拠があるかどうかははっきりしていませんが、柑橘系の果物を積極的に食べると体から柑橘系の香りがしてくるという体験談も多いのです。こちらは食べる量にもよると思いますが、クエン酸が体臭改善に効果的なことは事実ですので、柑橘系の果物は積極的に食べたいですね。
このように、体臭をいい臭いにするためには、まずは体臭を消すことが大切です。体臭の程度にもよりますが、特に強い体臭がある場合は臭いを元から改善する必要があります。
また、体臭をいい臭いに変えるには、アロマオイルを使用した保湿や部屋の臭いを変えることが効果的です。ただ、自分が好きな香りと他人が好きな香りが同じとは限りませんので、アロマオイルやお香などを使用する際には、ほのかに香る程度を目安にすると良いでしょう。