日本人の口は臭い?外国人より口臭がきつい原因は?欧米人との違いは?
日本人は欧米などの外国人に比べると、口臭や体臭といった体のニオイは薄いと思っている方が多いのではないでしょうか。
確かに、日本人は外国人に比べてわきがの方が少ないため、体臭は薄いとされています。ただ、実は世界的に見て日本人の口は臭いと思われているのです。
日本人からすると、外国人の方が体臭はもちろん、口臭もきついというイメージがありますので、かなり意外ですよね。
そこで、日本人の口は本当に臭いのか、また日本人が外国人より口臭がきつい原因や欧米人との口臭ケアの意識の違いについてまとめました。
日本人の口は臭い?
日本人同士でも、口臭が強いと感じる場合はありますので、日本人全体が口臭が薄いというわけではありませんよね。
ただ、特に口臭を気にしていない人でも、外国人からすると口の臭いが気になるという場合は多いのです。
特に、アメリカやヨーロッパといった欧米では、アジア諸国の中でも日本人の口はかなり臭いという共通認識があるのです。
日本人が外国人より口臭がきつい原因は?
日本人が外国人より口臭がきつい原因は、オーラルケアの意識が低いためだと言えます。
外国人は、口臭や歯周病など、口内のケアに対する意識が非常に高く、小さい頃から歯の磨き方、歯ブラシや歯間ブラシなどの使い方をしっかり教育します。
もちろん、日本でも子供の頃から歯磨きを教えますが、口のトラブルに対する意識の高さにはかなり違いがあります。
日本では虫歯になった時くらいしか歯医者に行かないという方が多いと思いますが、欧米では特に異常がなくても半年に1回は定期的に歯医者に行き、メンテナスやクリーニングをするというのが一般的なのです。
日本人と欧米人の口臭ケアの意識が違う理由は?
日本人と欧米人の口臭ケアの意識の高さが違う理由としては、それぞれの文化が影響していると言えます。
また、欧米と日本の医療制度の違いも、欧米人が口内のケアに非常に力をいれている理由の1つになるでしょう。
コミュニケーションの取り方の違い
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欧米人は、あいさつをする時にハグをしたり、顔を寄せ合ったりしますよね。また、日常的にキスなどのスキンシップをする習慣もあります。
対して、日本人はよほど親しい間柄でなければ、顔を近づけたり、至近距離で話すことはありませんので、欧米人に比べると、口臭に対する意識が低くなっていると言えます。
医療制度の違い
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日本では虫歯や歯周病などの治療であれば、歯医者でも保険が適用されますよね。ただ、アメリカでは歯の治療には個人でデンタル保険に加入する必要があるのです。しかも、デンタル保険に加入しても、全額免除されるとは限りません。
もちろん、デンタル保険に個別に加入していない場合は、高額な治療費を全額支払わなければならないため、虫歯や歯周病にならないために一生懸命ケアしているのです。
歯に対する文化の違い
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欧米では、文化的に歯の重要度が非常に高く、歯並びが悪かったり、口臭があったりすると、お金がない人、あるいは教養がない人といったネガティブなイメージをもたれます。
そのため、欧米では歯並びが少しでも悪いと、小さなころから矯正をしたり、定期的に歯医者に通ってケアをするといったことが一般的になっているのです。
国際的に見ると日本は口臭ケアの後進国
日本人の口臭は外国人より臭いが薄いと思っているのは、日本人だけです。世界的な視点から見ると、日本人は口臭ケアの後進国だと言えます。
今後どんどん国際化が進んで、日本にいても外国の方と接する機会は増えていきますので、口臭ケアの意識が低いままでは日本人に対するイメージが悪くなってしまいます。
そのため、まずは日本人は臭くないという先入観を捨てて、真剣に口臭ケアに取り組むことが大切だと言えます。
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