歯列矯正は口臭の原因になる?歯の矯正で口臭が発生するのはなぜ?

歯並びを治すために歯の矯正をしている方は多いですよね。歯列矯正は、子供の頃に行う場合もあれば、大人になってから矯正を始める方もいます。

ただ、歯の矯正を行っている方の大きな悩みとなっているのが口臭なのです。歯列矯正中に自分の口臭が気になった経験がある方も多いのではないでしょうか。

そこで、歯列矯正は本当に口臭の原因になるのか、また歯を矯正すると口臭が発生するのはなぜなのかについてまとめました。

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歯列矯正とは?

歯列矯正とは、歯並びや噛み合わせを修正するために行う歯科治療です。歯列矯正を行うことで、出っ歯などのデコボコした歯並び、あごの突出、受け口などの改善が期待できます。

歯列矯正の方法はいくつかありますが、歯にワイヤーを使用した特殊な装置を付け、徐々に力を加えて治すという方法が一般的です。

治療にかかる期間は、症状によって異なりますが、子供なら1年~5年程度、大人なら1年~3年程度が目安となります。

歯列矯正は口臭の原因になる?

歯列矯正を行っていると、口臭が強くなりやすいのは事実です。

矯正を行う前は特に口臭を気にしたことがなかったという方も、矯正を始めてから自分の口の臭いが気になるようになる場合は少なくありません。

もちろん、歯列矯正を行えば必ず強い口臭が発生するというわけではありませんので、矯正中であっても特に口臭が気にならないという方もいます。

ただ、歯列矯正は、少なくとも1年以上は口内に矯正のための装置を付けたまま生活をすることになります。

そのため、口内環境が悪化しやすく、口臭の原因となる場合が多いのです。

歯の矯正で口臭が発生するのはなぜ?

歯を矯正によって口臭が発生しやすくなる原因は、主に口内の乾燥や歯の磨き残し、歯茎の炎症や矯正装置によるストレス、胃腸の機能低下などが挙げられます。

歯を矯正するためには、専用の装置を長期間に渡って歯に装着しますので、歯磨きもしにくくなり、必然的に汚れが溜まりやすいのです。

また、人によっては、矯正装置が触れることで歯茎が炎症を起こすなどのトラブルが発生する場合もあります。

口内の乾燥

    矯正の仕方にもよりますが、矯正装置を付けることで口が閉じにくくなる場合があります。特に噛み合わせの矯正をする際には、口が開いた状態を作る必要がある場合がありますので、口が開き口内が乾燥しやすくなります。口内が乾燥すると雑菌が繁殖し、口臭の原因になるのです。

歯の磨き残し

    歯の矯正装置を付けると、どうしても歯と装置の間に食べカスや汚れが溜まりやすくなります。そのため、きちんと歯磨きをしていても磨き残しが多くなってしまうのです。汚れや食べカスが口の中に残ったままになっていると、当然口臭の元になります。

歯茎の炎症

    矯正装置が歯茎などの口内、また唇などに接触することで炎症を起こす場合があります。歯茎の炎症や口内炎で膿が溜まってしまうと、膿から臭いが発生し、結果的に口臭も強くなってしまいます。

矯正装置のストレス

    矯正装置は基本的に常に装着したまま過ごします。歯の矯正は、数日ではなく年単位で継続して行いますので、少なからずストレスを感じることになります。ストレスを感じると口内が乾燥しやすくなりますので、口臭に繋がるのです。

胃腸の機能低下

    歯列矯正の装置を付けていると、食べ物が食べにくくなり、咀嚼が不十分になることも少なくありません。きちんと咀嚼をしないまま飲み込んでしまうと胃に負担がかかります。そのため、胃腸が弱って機能低下を起し、口臭が発生する場合があります。

歯の矯正中は口臭チェックを念入りに!

歯列矯正中は、長期間矯正器具を装着する関係でどうしても口臭が発生しやすくなります。

自分で口臭に気が付くことができれば良いのですが、今まで口臭で悩んだことがない方は、矯正中も自分は大丈夫だと考えてしまう場合もあるでしょう。

ただ、歯の矯正中は、普段特に口臭が気にならない方でも口臭が強くなるケースが非常に多いのです。

そのため、歯列矯正を行っている場合は、自分は大丈夫だと軽く考えずにいつもよりも念入りに口臭をチェックする必要があります。

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