鼻炎による口臭とは?鼻・喉の炎症による鼻炎口臭の原因とは
口臭には様々な原因が考えられます。中でも、鼻や喉の異常のために口臭が発生してしまう場合があります。
特に鼻炎や、喉が炎症を引き起こして口臭が発生しやすくなってしまいます。人間の鼻や喉は口臭と密接な関係を持っているのです。
口臭とは、口の中に直接原因があるものだけではありません。様々な環境が重なり合って、口臭という症状が発生してしまうのです。その為口臭の原因がなかなか判明せずに悩んでいる場合、鼻や喉に口臭の原因があるかもしれないと疑ってみることも大事なのです。
鼻炎による口臭とは
鼻炎とは、鼻腔の内部が炎症を起こしてしまうことを言います。鼻炎になってしまった場合、人間の身体は粘膜を保護したり、細菌を洗い流すために、鼻水が発生します。風邪や、花粉症の際に鼻水が多く出てしまうのも、細菌を洗い流そうとする身体の働きなのです。
鼻炎による口臭とは、鼻炎になってしまったからといってすぐに口臭が発生してしまうというものではありません。鼻炎によって口臭が発生する場合、この鼻水が大きな原因となっています。
また、鼻炎の一種である、蓄膿症になってしまうと、膿が発生してしまいます。人間の膿は臭いを発するので、口臭の原因の一つになります。
鼻・喉による鼻炎口臭の原因の仕組み
鼻炎により鼻水が発生してしまうと、鼻水は鼻腔から喉の方に流れていきます。鼻水が喉へと垂れていく状態を後鼻漏といいます。鼻水は、喉に溜まりやすく、放置しておくと次第に粘り気を増していきます。喉に絡みつた鼻水が臭いを発し、口の臭いに繋がってしまうのです。
慢性鼻炎による口臭を治療するには?慢性鼻炎でも口臭を治すには
また、鼻炎によって鼻水が発生し、鼻が詰まっている状態も口臭を発生させてしまう原因になります。鼻が詰まった状態になると、自然と口で呼吸をするようになります。口で呼吸を続けると、口の中が乾燥しやすくなります。
通常、口の内部は唾液が満ちていると、不要な食べかすや歯垢を除去してくれています。しかし、口内が乾燥し唾液が無くなると、口臭の発生源である歯垢や舌苔が増殖してしまうのです。
鼻炎の注意点
鼻炎を発症させてしまうと、鼻水が発生してしまい、口臭の大きな原因となってしまいます。よく風邪や花粉症になってしまった場合、鼻がムズムズする、鼻腔が痛いという症状が現れます。これは鼻炎を起こしているという信号です。
鼻炎によって鼻が詰まると、自身で臭いを判断することが困難になります。その為、口臭が発生していても、自分自身では気がつかないことが多いのです。鼻や喉は人間の口と繋がっており、口臭に深く関係しています。鼻炎を治療すると、口臭の改善に繋がる可能性は大いにあるのです。