体臭は季節で変わる？夏と冬の汗の臭いの違いは？冬に体臭が強くなる原因は？
体臭は季節で変わります。季節で臭い自体が変化するというよりも、臭いの濃さやニオイの強さが変わると言った方が正しいでしょう。
日本には四季がありますので、特に夏と冬では気温や湿度に大きな変化があります。私たちの体も季節に影響され、体臭にも変化が現れるのです。
そこで、体臭は本当に季節によって変わるのか、また夏と冬では汗の臭いに違いがあるのか、そして冬に体臭が強くなる原因についてまとめました。
体臭は季節で変わる？夏と冬の汗の臭いの違いは？
体臭は季節で変わると言うよりは、体臭の強さやニオイの濃さが季節によって変化すると言えます。
四季の中でも特に気温の差が激しい夏と冬では、体の臭いの強さにかなり差が出ます。
夏と冬で体臭に違いが出ると言うと、気温が高く汗を良くかく夏の方が臭いが強いように感じますよね。
逆に、冬は気温が低いため、汗をかく機会も少なくなりますので、夏に比べると体臭は薄くなるイメージがあるでしょう。
ただ、実際に夏と冬の汗の臭いを比較すると、夏よりも冬の方がニオイがきつい、体臭が濃いという結果になります。
では、なぜ汗をたくさんかく夏よりも、汗をかきにくい冬の方が体臭が強くなるのでしょうか。
汗をかきづらい冬に体臭が強くなる原因は？
夏に比べて汗をかくことの少ない冬に体臭が強くなる原因としてまず挙げられるのが、新陳代謝が低下することです。
また、冬は夏に比べて厚着をするために汗が蒸れやすいという点も、冬に体の臭いが強くなる原因となります。
新陳代謝の低下
冬は気温が低いため、夏に比べると新陳代謝が低下しやすくなります。そして、代謝が下がることで汗をかきにくくなります。
汗は汗腺という器官から分泌されますが、汗腺の機能が発達していると汗の中に含まれるアンモニアなどのニオイ成分を血管へ吸収させてほとんど無臭の汗を出します。
逆に、汗腺の機能が衰えていると、アンモニアなどのニオイ成分が多量に含まれた汗を出しますので、臭いが強くなるのです。
そして、汗腺の機能は汗をかく頻度が高い程発達し、逆に汗をかく機会が少なくなると衰えてしまいます。
つまり、汗をかく頻度の少ない冬は、汗の中に含まれるニオイ成分の濃度が高くなるため、体臭が強くなると感じるのです。
厚着による汗の蒸れ
冬は寒い季節ですので、夏に比べて厚着をします。夏の場合は風通しの良い服を着用していますので、汗をかいてもすぐに蒸発してしまいます。
ただ、冬はコートやセーターなど、汗が蒸発しにくい素材の服を着用していますので、汗が蒸れやすくなってしまいます。
汗がこもって蒸れると臭いの原因となる雑菌が繁殖しやすい環境になりますので、必然的に体臭がきつくなります。
特に、女性の方はブーツをはいている場合、ブーツを脱いだ際にこもっていた汗が蒸発して嫌な臭いがしたという経験がある方も多いでしょう。
冬の体臭は要注意！冬こそしっかりと体臭対策を
冬は、気温も低く汗をかく機会も少ないため、体臭に関しても油断しがちですよね。ただ、上記で記載した通り、汗をかかない冬だからこそ体臭のケアが重要になります。
元々体臭が気になっているという方はもちろんですが、普段は特に気にならないという方でも冬は自分でも気が付かないうちに臭いが強くなっている可能性があります。
そこで、冬の体臭対策としておすすめしたいのが、名医が教える簡単体臭改善法です。
名医が教える簡単体臭改善法は、自宅で実践できる簡単な臭いの解消方法となります。冬の気になる汗の臭いだけではなく、きつい体臭やわきがにも効果的ですので、ぜひ試してみて下さい。
