口臭対策のヨーグルトとは？ビフィズス菌・LG21の口臭効果とは
気になる口臭の対策方法には様々なものがありますが、食品を活用して口臭抑制ができたら大変便利です。
口臭対策のための食品として、ヨーグルトが選ばれている傾向にあります。現在ではヨーグルトが健康に役立得られるものとして、研究と開発が進み種類も様々ありますが、本当に口臭対策をすることができるのでしょうか。
そこで、ヨーグルトと、ビフィズス菌・LG21などの成分と、その働きについて理解しておきましょう。
口臭対策のヨーグルトとは
口臭対策のヨーグルトとして用いることができるのは、通常のヨーグルトと少々異なるものです。
そもそも、ヨーグルトは便秘の対処法などに用いられているほど、胃腸に良い働きをもたらしてくれることに期待されています。しかし、その働きに期待ができるのはヨーグルトといっても、「ビフィズス菌」を含んでいるヨーグルトです。ビフィズス菌とは、乳酸を産生する腸の善玉菌の一種で、他の乳酸菌よりも特別な効果をもたらしてくれます。
ビフィズス菌が腸に届くと、胃腸の調子を整えてくれるため、胃腸が原因で口臭になっている人には、少なからず効果がある可能性もあります。
つまり、口臭対策のヨーグルトといっても、ビフィズス菌を含むものを選ぶのが良いのですが、口臭対策にはっきりとした効果は期待が薄いため、役立てることはできないのです。
ビフィズス菌・LG21の口臭対策の効果とは
ヨーグルトでLG21という成分を摂取するには、明治が販売しているプロビオヨーグルトが適しています。そもそもLG21とは、明治乳業、わかもと製薬、東海大学医学部の一部門による共同研究によって判明された乳酸菌で、ピロリ菌を死滅させる効果が高いものです。
口臭の原因の1つに、胃に住みついているピロリ菌によるものが挙げられます。
LG21が胃のピロリ菌を死滅させ、胃の調子を整えてくれるので、上記でご説明しているビフィズス菌と同じように、口臭対策に期待できると言えるでしょう。
ただ、ビフィズス菌やLG21が含まれたヨーグルトには、業務用などで安く大量に手に入れられるものではありません。単価も高いのですが、続けていくには出費も付き物だという難点もあります。
口臭対策としてヨーグルトを活用できますが、ヨーグルトの中でもビフィズス菌やLG21の乳酸菌を含んでいるものであれば、口臭抑制の効果が期待できます。
ヨーグルトは胃腸を整えるものなので、口臭の原因が胃腸にあるという人には適しているでしょう。ただ、継続して利用していくことが少々難しい場合もありますので、口臭対策には他の方法がおすすめできます。
