歯並びが悪いと口臭がきつい?親知らずや出っ歯が口臭の原因になるのはなぜ?

歯並びは見た目の印象を決める一つの要因となりますので、気にしている方も多いのではないでしょうか。歯並びが綺麗な人は笑った時も清潔感があり、良い印象がありますよね。

ただ、実は歯並びは見た目だけではなく、口臭にも大きく関係しており、歯並びが悪いと口の臭いがきつくなってしまうケースがあるのです。

そこで、歯並びが悪いと本当に口臭がきつくなるのか、また親知らずや出っ歯が口臭の原因になるのはなぜなのかについてまとめました。

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歯並びが悪いと口臭がきつい?

口臭の原因は様々ありますので、歯並びだけが問題になっているとは限りません。

ただ、歯並びが悪い人は、歯並びが良い人に比べて口臭が発生するリスクが高くなるのは事実です。

歯並びが悪い人は、歯並びが良い人よりも、食べカスなど口の中に汚れが溜まりやすくなりますので、その分口臭が発生しやすいのです。

また、歯並びが悪い人は、歯の並び方が複雑であったり、隙間が多くなりますので、歯並びが良い人と同じように歯磨きをしても汚れが取れにくいといったこともあります。

そのため、口内環境の悪化から歯周病になる場合も多く、ますます口臭リスクがアップしてしまいます。

親知らずや出っ歯が口臭の原因になるのはなぜ?

歯並びの悪い人はもちろんですが、親知らずや出っ歯がある人は、特に口臭に注意が必要となります。

出っ歯や親知らずは、汚れの溜まりやすさや汚れの取れにくさだけではなく、親知らずや出っ歯があること自体が口臭の原因となっている場合があります。

そのため、それほど歯並びが悪いわけではないけれど、親知らずや出っ歯があるという方は、口から嫌な臭いがしていないかチェックした方が良いでしょう。

歯の周辺が化膿しやすい

    親知らずの生え方は人それぞれですが、まっすぐではなく斜めに生えて、半分歯茎に埋まっている場合も多くあります。
    親知らずが斜めに生えると歯と歯肉の間に食べかすが溜まって発酵し、膿んでしまうケースがあるのです。当然膿は悪臭を発生させますので、口臭がきつくなる原因になるのです。

虫歯になりやすい

    親知らずは他の歯に比べて各段に磨きにくくなりますので、虫歯になるリスクも高くなります。虫歯があると口臭も悪化してしまいます。
    また、親知らずがあると、周辺の歯もきちんと磨けていない場合が多くありますので、親知らずと隣り合う歯が虫歯になって嫌な臭いを発生させているケースもあります。

口が閉じられない

    出っ歯の人は、程度にもよりますが、口がきちんと閉じられていない場合があります。自分では口を閉じているつもりでも、歯が前に出ていることで隙間が空いているのです。
    そのため、口内が乾燥しやすく、口臭の原因となる細菌が増えやすい環境になっていると言えます。

歯周病になりやすい

    親知らずや出っ歯があると、磨き残しや口内の乾燥などから口内環境が悪化しやすくなります。口内環境が悪化すると、歯周病になるリスクが高まります。
    歯周病は口臭の代表的な原因の一つとなりますので、口の臭いの悪化に繋がります。

歯並びの悪さを放置すると口臭もどんどん悪化する

歯並びと口臭は非常に根深い関係にあります。

歯が複雑に並んでいると、食べカスも溜まりやすく、細菌が繁殖しやすい環境になりますので、きちんと歯磨きをしても、口の臭いが気になってしまうことがよくあるのです。

歯並びは見た目だけの問題だと思って気にしていない方もいるかもしれませんが、口内環境が悪化すると、口臭だけではなく、歯周病のリスクも高まります。

歯周病は、歯だけではなく、様々な身体の不調やトラブルの原因にもなりますので、そのまま放置することは非常にリスクが高いと言えます。

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