リステリンとは?口臭予防のリステリンの効果・評判とは
現在、口臭予防の薬品として有名なのがリステリンです。ミント系の香りがするタイプのものや、低刺激なタイプの商品と、様々なバリエーションがあります。
歯磨き粉やメディカルドロップと並んで、口臭対策のアイテムとして非常に知名度が高い製品です。
口の中の清掃を手助けしてくれる薬品をマウスウォッシュと呼ぶ場合がありますが、リステリンはその中でも歴史が古く、とても多く方に使用されている商品です。
実際にリステリンを使用している方にとっては、リステリンの効果は気になるところだと思います。
リステリンとは
リステリンは1800年代の中期にイギリスで誕生しましました。産業革命真っ只中の時代、医療技術も発展段階にあり、手術中に細菌感染などで亡くなってしまう方も大勢いたのです。
1856年に外科医のジョゼフ・リスターという人物が、消毒薬として開発したのがリステリンです。リステリンは非常に優れた効果を発揮し、手術中の死亡率の改善に大いに貢献したのです。
その後。リステリンには口内の殺菌作用があることが分かり、1895に口内消毒品として普及しました。日本に入ってきたのは1985年と遅かったものの、現在では全国の薬局などで購入ができます。
口臭予防のリステリンの効果・評判
マウスウォッシュの代名詞として名高いリステリンですが、口臭予防の他にも炎症の予防や殺菌・抗菌の作用があります。虫歯や歯周病予防に効果が高いのです。
虫歯菌や歯周病菌はバイオフィルムと呼ばれる細菌の集合体で繁殖します。これは歯垢などと呼ばれるもので、食事の後に歯の表面など発生してしまいます。リステリンには、これらのバイオフィルムを減少させる力があります。
リステリンを使用すると口臭の原因である虫歯菌や、歯周病菌の繁殖を抑えると、口臭の抑制が期待できます。
リステリンを使ってみて、口臭の予防ができたという声もありますが、効果は一時的であり、持続しないという声もありました。口臭の原因は人それぞれですので、リステリンで口臭が改善できない場合もあるのです。
このように、リステリンには、口臭の発生源である虫歯菌や歯周病菌を減少させる働きがあります。しかし、口臭の発生原因は数多あり、リステリンを使用するだけで口臭を改善させることは難しいのです。
そこで、パーフェクト・マウスケアを実践すると、口臭の改善が期待できます。
また、リステリンを使用するだけで、虫歯や歯周病にならないというものでもありません。リステリンは優れた予防効果を発揮しますが、しっかりと歯ブラシなどでブラッシングをすることが必要です。