ハンガーブレス(空腹時口臭)とは?空腹で口臭が強くなる原因は?

ハンガーブレス(空腹時口臭)とは、空腹時の口臭のことです。口臭は一定ではなく、1日の中で強くなったり、弱くなったりと変化しています。

中でも昼食前や夕食前のお腹が空く時間帯に発生する口臭をハンガーブレス、もしくは空腹時口臭と呼んでいるのです。

空腹時は口臭が強くなりやすいタイミングと言われていますが、なぜお腹が空くと口臭が発生してしまうのでしょうか。

そこで、ハンガーブレス(空腹時口臭)について、また空腹で口臭が強くなる原因についてまとめました。

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ハンガーブレス(空腹時口臭)とは?

朝食をしっかり食べていても、お昼前になるとお腹が空いてきますよね。オフィスで仕事をしている方は、昼食前にお腹が鳴ってしまったという経験がある方も多いでしょう。

ただ、空腹時に気にしなければならないのはお腹の音だけではありません。

ハンガーブレスや空腹時口臭と呼ばれる口臭は、名前の通りお腹が空いた際に発生する口臭です。

口臭は1日の中で食事や歯磨きのタイミングなどで変化しますが、起床時の口臭に次いで口臭がきつくなるのが昼食前のタイミングなのです。

つまり、ハンガーブレス(空腹時口臭)は、1日の中でも特に臭いが強い口臭だと言えます。

口臭は時間帯によって変化する?口臭が強くなるタイミングは?

空腹で口臭が強くなる原因は?

空腹時に口臭が強くなる原因は、大きく分けて2つあります。まず1つ目は、唾液の量が少なくなって口の中が乾燥することです。

そして、2つ目の原因はすい臓から分泌される消化液であるすい液が、呼気に混ざって排出されるためです。

他にも、空腹によるストレスなどで口臭が強くなる場合もありますが、仮にどんなにリラックスした状態であっても、空腹になると口臭が強くなりやすいのです。

唾液の量が減少すること

唾液の量は口臭に大きく関わってきます。通常食事をすると唾液の分泌量が増えますので、口臭も軽減されます。ただ、食事を摂ってから時間が経つにつれて唾液の分泌量は減り、口内が乾燥した状態になるのです。

昼食や夕食前の時間帯は、食事をしてから大分時間が経過しているため、口内の乾燥も進んでいます。

そのため、ランチや夕食を摂る前、つまり空腹時は、口内の乾燥によって細菌が繁殖し、強い口臭を発生させてしまうのです。

すい液が呼気に混ざること

空腹時にお腹が鳴ることはよくありますが、空腹時のお腹の音は胃が収縮することで発生している音になります。

胃が収縮をするのは、胃の内部を綺麗にして次の食事に備えるためです。胃の準備が整うと、すい臓からすい液という消化液が分泌されます。

胃液を中和する役割もあるすい液は、次の食事で摂取したものを消化するために分泌されますが、胃に何も食べ物が入ってこないと、血液に吸収されていきます。

血液に吸収されたすい液は、肺から呼気として排出されますので、必然的に口臭が強くなってしまうのです。

ハンガーブレスは食後何時間で発生する?

ハンガーブレス(空腹時口臭)は、食事をしてからおおよそ3時間程度で発生すると言われています。

例えば、朝7時に朝食を摂った場合は、10時以降に口臭が強くなりやすいということです。

また、昼食を昼の12時に摂った場合は、午後3時以降にハンガーブレスが発生しやすいということになりますね。

もちろん個人差はありますので、一概には言えませんが、食後3時間というと丁度小腹がすいてくる時間帯となりますので、ちょっとお腹が空いたなと感じたらハンガーブレスに注意が必要です。

営業職や接客業は空腹時口臭に要注意!

ハンガーブレス(空腹時口臭)は、人間の生理現象となりますので、誰にでも発生する口臭です。

ただ、ハンガーブレスは、朝起きた時の口臭の次に強い臭いを発生させますので、営業職や接客業など人と接する仕事をしている方は特に注意が必要となります。

自分の口臭は自分ではなかなか気が付きにくいものですので、知らず知らずのうちに相手に不快な思いをさせている可能性があります。

そのため、自分は大丈夫だと思わずに、お腹が空くと空腹時口臭が発生するということを自覚してケアをすることが重要なのです。

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