太っている人は体臭がきつい?肥満やメタボで体の臭いが強くなる原因は?

太っている人を見ると、なんとなく体臭がきつそうと感じる方は多いのではないでしょうか。

太っていると、いつも汗をかいているイメージがありますので、汗臭そう、体臭が強そうと思ってしまいますよね。

もちろん、ぽっちゃり体型の人でも清潔感のある方は多くいますので、必ずしも肥満体型イコール体臭がきついというわけではありませんが、実際にはどうなのでしょうか。

そこで、太っている人は本当に体臭がきついのか、また肥満やメタボで体の臭いが強くなる原因は何なのかについてまとめました。

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太っている人は体臭がきつい?

太っているからといって、必ずしも体臭がきついというわけではありません。

ただ、実際に肥満体型の人は、標準的な体型の人に比べて体臭が強くなる傾向があるのは事実です。

太っている人は、皮下脂肪が厚いため、必然的に体温が上昇しやすくなります。そのため、標準体型の人よりも汗をかきやすく、汗臭が目立ちやすくなるのです。

ただ、発汗直後の汗は基本的には無臭となりますので、汗を放置せずにきちんとケアをすれば、通常はそれほど汗臭い臭いはしません。

しかし、太っている人の場合は、汗自体に不快な臭いがあるケースが多く、体臭にも影響してしまうのです。

肥満やメタボで体の臭いが強くなる原因は?

肥満体型の人やメタボリックシンドロームの人がなぜ体の臭いが強くなるのかというと、加齢臭や疲労臭、ミドル脂臭といった独特の体臭が出やすくなるためです。

通常加齢臭は、40代以降の中高年の方によく見られる体臭ですが、肥満体型やメタボの人は、若い年代でも加齢臭がでやすくなるのです。

また、太っている人は、疲労臭やミドル脂臭なども、一般的な標準体型の人に比べて臭いが強くなりやすいとされています。

こういった独特の体臭が発生しやすいことが原因で、メタボや肥満体型の人は体臭が強くなる傾向があるのです。

加齢臭が出やすい理由

加齢臭の臭いの元は、脂肪酸の酸化によって生成されるノネナールという物質です。太っている人は、活性酸素や脂肪が多いため、ノネナールが発生しやすくなります。

そのため、10代や20代、30代といった若い世代でも、肥満やメタボの場合は、加齢臭が出やすくなってしまうのです。

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疲労臭が出やすい理由

名前の通り、疲れが溜まると発生しやすくなるのが疲労臭です。疲労臭は、疲労の蓄積により体内で処理ができなかったアンモニアが汗に混ざって体外に出ることで臭いが発生します。

肥満体型やメタボの人、中でも特に運動不足の人は、少し体を動かすだけでも疲れが溜まりやすくなるため、疲労臭も出やすくなるのです。

ミドル脂臭が出やすい理由

ミドル脂臭は、30代、40代の男性に多い臭いで、ストレスや疲れによって溜まる乳酸が原因で発生する体臭です。

太っている人は、体が重いため、標準体型の人よりも疲れやストレスが溜まりやすくなりますので、脂っぽい臭いのミドル脂臭が発生しやすくなってしまいます。

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太りやすい食生活でますます体臭は強くなる

太っている方は、そもそも普段の食生活が体臭が強くなる大元の原因だと言えます。

肥満体型の方は、食事の量もそうですが、ジャンクフードなどの脂っこい食事や甘いものを好んで食べる人が多くいます。

脂質や糖分の多い食事は、皮脂の分泌を活発にしてしまいます。体から出る皮脂には、細菌から守る、肌の水分をキープするといった役割があり、皮膚によって必要な成分ですが、過剰に分泌された皮脂は体臭の原因となります。

そのため、肥満体型やメタボリックシンドロームの方は、まずは食事や運動などの生活習慣を見直して、健康的な体型になることが重要だと言えるでしょう。

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